各所に配置する発電機(HYB5500L)の検証

令和6年1月30日

2024年1月1日16時10分に発生した令和6年能登半島地震(以下、能登半島地震)では、石川県輪島市、志賀町で震度7を観測し、能登半島をはじめ日本海沿岸に甚大な被害をもたらしました。映像が飛び込む中、大変困窮しているライフライン。電気と水は言うまでもありません。未だ、先が見えない中、電気は、被災地で備え、管理する発電機に頼ることになります。私たちも他人事ではなく、課せられる活動には、地域の子供、次世代を担う若者育成活動と思い取り組んでおります。そうした中、発電機の取り扱い訓練を実施致しました。ところが、数か所の小中学校に保管している、発電機(HYB5500L)のバッテリーは、使用不能、長さ18㎝×口径8㎜の燃料パイプが、長さ3センチメートルわたり亀裂、一部は脱落して燃料がダダ漏れ状態です。他の自主防災会も調査しましたが、多少は永年劣化が見られましたが、ここまでの損傷は見受けられませんでした。私なりに検証を致しますと、購入時の業者実績表と評価の見落とし、製造、型式からの検証の不足。また、購入後の維持管理規定が十分でないことがあげられます。燃料パイプの材質もさるものながら、LPガス、専用ホースも永年劣化可能性がある。また、リコイルスタータハンドルの設置場所が、使用しにくい場所(不適切な場所)に設置され、始動時に怪我をする可能性があります。緊急時使用可能に導く対策が肝要とつくづく感じました。
ホームページを視聴される方からもアドバイスをお待ちをしております。

    この写真は、エヤークリーナのカバーを取り除いた状況です。目視は出来ません。 左側の写真は、破損した燃料パイプです。右側の写真は、新しく交換した燃料パイプです。



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